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　当店がある地域では、作り付けという形の仏壇が主流でした。半間の幅で下が物入れです。中の作りは階段状になっていて広く、欄間に家紋を彫り、ガラス入りの障子戸は4枚です。その他に装飾がないため、たくさんのお位牌を祀ることが出来ます。

　新築したり、新しい仏様ができていわゆる仏壇に買い換える時に、それだけのお位牌が仏壇に入りません。そんな時に、一つにまとめる位牌が回出位牌（繰出位牌）と呼ばれるものです。

基本は塗りのお位牌で、金箔で加飾しています。下の写真の様に板位牌のデザインを模したものもあります。

黒檀の材質のものもあります。

またモダン仏壇に合わせたデザインのお位牌もあります。

1本では足りない場合、2本分が一つになったものあります。

　基本は、一番前が塗り板で白木の板が9枚入っています。白木の板にご先祖さまの戒名を書き入れます。当店オリジナルの技術は、多くのお客様にご好評を得ております。

黒檀の場合は、黒檀の板なのでお戒名を彫り金箔を押します。出来栄えが他所の仏具店と全く違います。

　最近では、仏壇の買い替えで前より小さな物にしたので祀ることが出来ずまとめたり、次世代の方への負担を減らすために位牌をまとめる方が多くなりました。

たくさんのお位牌をどうしたらよいか悩んでいるお客様、長い歴史に培われた経験と知識で最善の解決に導きます。

お気軽に沼野佛具店へご相談下さい。